思い込みや早とちりでケンカなんて淋しすぎるよ…

楽園の公認心理師

どうしても我慢できなかったんだね。わかるよ。ボクにもどうしようもないほどに怒りを我慢できない時がある。そうさ、人は絶対に怒ってはいけないということではないよ。どうしても許せない時は誰にもあると思うし、また、許しちゃいけない時だってあるかもしれない。でも、これから中学、高校、そして大人になっていだろう。そうなると、我慢ができずに爆発してしまいました、では済まされないことがあるのも確かだね。だから是非知っておいてほしいことがある。それは「怒り」と「悲しみ」、「苦しみ」の違いについてなんだ。「怒り」には、「悲しみ」などと違って「目的」があるのさ。心理学ではこれを「2次感情」って言うんだけど、つまりは、「怒り」は「悲しみ」などに耐え切れず、その強い気持ちを誰かにわかってほしいという「目的」がある、ということさ。キミは暴力をふるってしまったけど、「悲しみ」や「淋しさ」をみんなにわかってほしかったんだよね。本当にどうしようもなく淋しかったんだろう。でも、結果はこの通りさ。みんな嫌な思いをしたね。じゃぁ、どうすれば良かったかって?。キミはみんなに仲間に入れてほしかったんだろう。だったら、「ボクもいっしょに遊びたいんだけど…」て言えば良かったんじゃないかな。みんなは最初からキミを仲間はずれにしようなんて思っていなかったかもしれないよ。そうだよ。思い込みや早とちりでケンカするなんて、それこそ淋しすぎるだろう。
『いつも心に太陽を!』

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